magurit’s blog

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新聞

読売夕刊「あの瞬間」より

”海洋研究開発機構・極限環境生物圏研究センター長 堀越弘毅さん”の話。 1968年,堀越さんは微生物の研究に行き詰まりを感じ,イタリアのフィレンツェから 40日間,旅をしながら,パスツールへの想いを巡らしていた。 ・・・室町時代,日本ではルネサンス文…

谷崎潤一郎賞

10/17〜10/18の読売新聞・夕刊に 谷崎潤一郎賞を受賞した3人の対談が掲載されていたが, 面白い読み物でした。 対談者は,山田詠美・桐野夏生・町田某*1。 「小説を書く」というくだりには,山田・桐野氏の発言は, なんとなく*2伝わってきた。 町田某氏は…

新聞から

「立ち番先生 苦闘の日々」 登校中,制服姿でたばこをプカプカ。 (中略) 府教委の○○○○・高等学校課主席指導主事は「大人の目線は子どもにとって 『気づき』のきっかけになる。近所の怖いおじさんのような異なる年齢とのつな がりが減った今,教師が学校外…

「社説」より

「教育基本法改正」・・・さらなる国民論議の契機に 教育基本法が一新された。1947年(昭和22年)の制定から60年,初めての改正だ。 「教育の憲法」の生まれ変わりは新しい日本の教育の幕開けを意味する。この歴史 的転換点を,国民全体で教育のあり方を考え…

「編集手帳」より

戦時中,黒沢明監督がシナリオを書き,映画化されなかった作品に「サンパギタの花」が ある。内務省の検閲に引っかかった。自伝『蝦蟇の油』に書かれている。◆登場人物が誕生 日を祝うシーンがあり,「米英的で,けしからん」と検閲官に難詰された。天皇陛下…

「論点 文明の衰退」2007.12.30

欲望の暴走が止まらない ローマにあるカラカラ帝の大浴場はまるで炎の館だった。カラカラ帝の大浴場は ローマ文明末期の西暦217年に,たった5年間で完成した。それは焼成レンガと石 灰を交互に積み重ねて作った巨大な建築物だった。 焼成レンガを焼くために…

よみうり寸評 2007/02/28

星条旗見上げる我は今日市民 されど心は白地に赤く 摺木洋子 米国で市民権をとった日系歌人の作 ◆「私,涙が出ちゃいました,というと,年輩の人たちは深くうなずく」 ---ロサンゼルスを訪れて,この歌を知った田辺聖子さんは著書「残花亭日暦」*1に そう書…