『サメのこどもたち』

サメのこどもたち

　　先日もサメ本を入手したばかりなのに，先週の日曜の新聞に
　紹介されていたので，大慌てで購入。
　　絵本部分14ぺ，解説部分8ぺだけれども，解説部分は「サメのおか
　あさんへのインタビュー」という形式で面白い。
　　絵本部分は，ちょっと荒っぽいかなぁ。
　思いはわかるけれど・・・・。
　科学啓蒙書としての絵本なら，もう少し客観的な部分が多くても*1いいと
　感じました。多くの種類がいるから，科学啓蒙という意味でなら，
　「サメもあかちゃんで生まれる」というのも大事だし，
　「へその緒があるのもいる」というのも面白い話だと思う。
　最後の「人は陸で生まれた」けれど同じ地球の仲間という話に
　つながるのは，ちょっと論理の飛躍に思えるけれど・・・。
　サメという格好いい生き物への想いが一番ですから，○の本です。

*1:語り口は柔らかくてもいいと思うし，読みやすいことが大事だと思いますが