magurit’s blog

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最近,岩波書店から,啓蒙書の全集が出ましたが,

 出来はイマイチでした。
 特に,「ページ数の都合で,割愛せざるを得なかった」等と言い訳を
 した本には,情けない思いをした。実は,割愛された処こそ,一番面
 白いと思われる,当時としては最新の電気科学の項目なのだ。きっと
 翻訳者が,物理が苦手な人だから,意味がわからなくて,イメージが
 できなくて,割愛したというのが,本当のところだろう。

 日本では,啓蒙書の類は,読者の事を考えて,読みやすい(つまり,
 自分が判るように)翻訳をするような意識が低いのだろう。

  • フィギュア:左は「聖なる昆虫ヒジリタマオシコガネ」

       右は「羽化するトネリコゼミ」

身のまわりの科学 (ファーブル博物記 4)発明家の仕事 (ファーブル博物記 6)小さな強者たち (ファーブル博物記 2)植物のはなし (ファーブル博物記 5)人に仕える動物 (ファーブル博物記 3)
科学物語ファーブル植物記
ファーブル伝 (講談社文庫) ファーブル 昆虫と暮らして (岩波少年文庫) 模倣と創造―科学・教育における研究の作法