トランスな世界

No.77

●投稿者：マグリット(♂)
●投稿日：11月23日(土)07時21分01秒

◆アグスティン・バリオス・マンゴレ

　ここ数日，帰宅時に聴くＣＤが「バリオス・ギター作品集」
　(UCCG-1110)。出しゃばるような曲調でもなく，静かに，深く，
心地よさを味あわせてくれる。「動のゴンチチ，静のバリオス」と
並べることは許されるだろう。

　バリオスは，（1885〜1944）パラグアイ生まれの作曲家であるこ
とを知ると，またまた，耳を疑いたくなる。ヴィラ＝ロボスとは，
まったくちがった，どちらかと言えば，グラナードスかロドリゴの
ような，スペイン風なメロディ。しかし，その技巧を必要とするで
あるメロディは，ライナー・ノーツにあるように，「パラグアイの
密林から来たギターのパガニーニ」の言葉どおり。
是非，御一聴のほどを。

◆私が，ＣＤを選ぶのは，二通り。

1. ＣＤショップ

　（大阪なら，日本橋のディスクピア：ここは洋盤が豊富にそろっ
　　ていて，珍品も多い）で，タイトルを見て発掘。

1. 雑誌『サライ』（小学館・第１第３木発売）

　「聴く」のコーナーを参考にしている。このコーナーなかなか斬
　新な選曲が多く，私のレバートリーを拡げてくれました。

　あなたの参考情報は，何ですか？
　よかったら，投稿，ご紹介ください。

最後のトレモロ~バリオス・ギター作品集