うん、よかった。
途中でお亡くなりに
なる危機意識に乏しい人と、
映画の結末は、充分以上に
予想通りでしたが、決して
嫌ではありませんでした。
一度、教育系サラリーマンをリタイアし、
再々就職して、緊張の連続の環境に
復帰した身には、程度の差は相当あれども、
緊張と弛緩が麻薬的に繰り返され、
日が過ぎていくのを待ちわびつつ、抜け出ては戻っていく姿に
共感というより、同一視してしまいました。
チケットが当たった時は、アカデミー賞にノミネートされてるなんて、
これっぽちも知らなくて・・・。
昨年の春から秋にかけて、就活をした仲間の一人を誘って、観てきました。
同じ年の彼は、背負うべき者があり、その責任をしっかりと受け止めている
立派な人です。が、失礼ながら、勝手に”戦友”と思っておりまして、
そういう人と席を並べて、鑑賞したのも何かの縁なんでしょう。
とにかく、一度、ご覧ください。
反戦映画的には『ディア・ハンター』も好きなんですが、結末が悲しすぎます。
『ハート・ロッカー』の結末は、「なんだかなぁ」とやるせない気持ちになるだけです。