magurit’s blog

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毎夜『フィルム』を子守唄に

 

FILM

FILM

 チェロのマリオ・ブルネロ。
 ”映画に因んだ名作”というアルバムです。
 弦楽が,静寂と暗闇と未来と過去の不安から守ってくれます。

 音楽は,”楽”という文字が入っているのに・・・と思いそうになるのですが,

音楽は,”楽”という文字が入っているから,

 苦悩からほんのチョッピリだけ,反対側へ引っ張ってくれるようです。

 収録曲と映画は

バーバー「弦楽のためのアダージョ op.11」

  

武満徹「ヴァイオリンと弦楽オーケストラのためのノスタルジア

アンドレイ・樽誇負スキーの追悼に」

  

ノスタルジア [DVD]

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マイケル・ナイマン「トリスティング・フィールズ」

  

数に溺れて[ビデオ]

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ヤナーチェク弦楽四重奏曲第1番『クロイツェル・ソナタ』」

  

存在の耐えられない軽さ [DVD]

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マーラー交響曲第5番 嬰ハ短調 第4楽章 アダージョ

  

ベニスに死す [DVD]

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 (テレビ放映を含めて)映画を見たのは「ヴェニスに死す」。
 多分,2006年以降*1
 甘く退廃的な空気に包まれて,アダージョが焼き付いてしまった。
 マーラーは全く受けつけることがなかったのに・・・。

 チャーリー・シーン*2のCF映像だけは記憶に。
 ”地獄の黙示録”でさえも見ていない。
 勧善懲悪娯楽的戦争映画*3以外は見ていないし,
 おむぎ*4のような評論が登場してからはますます見ることが出来ない。

 ゾーンを彷徨う「ストーカー」以外見ていないタルコフスキー
 とても長い映画というイメージが強いタルコフスキー

 フランス映画*5と勘違いしている「存在の耐えられない軽さ」。

 見てないから,選ばれた映画について書くことは何もない。
 どれもCFで見た記憶ばかりが強烈に残っているだけである。 

*1:日記を検索したが見あたらず,このCDは2003.4.23に紹介している

*2:何故か,現ロッテの井口やトム・クルーズと被ってしまう

*3:ランボー2まで

*4:よしながふみを読めば分かります

*5:ポンヌフの恋人