magurit’s blog

はてなダイアリーからの移転です!

また,一つ「齢」を重ねる

 もがくだけで終わった一年だったような・・・・。
  ずっと,ずっと,ただただ,もがきつづけ,
 諦めることも知らず,
  寄りかかるものも見つからず,
 社会に貢献することもなく,「齢」だけ重ねた。
  なんとも,無責任な
   なんとも,無節操な
    なんとも,愚かな
     毎日の繰り返しよ。
 そして生まれたからには,一度だけ体験する
  原子への里帰りの日だけが,刻一刻と近づいているのを
   寒々とした心の奥底から,
    恐れおののき,淋しく涙していくしかないのだ。
 その為の古き日の波,波,波。
  色褪せて見えていたあの頃が,
   肉体が汚く衰えていくにつれて
    輝きが増していく。
 何度「もう終わりにしてくれ」と涙したことか。
  しかし,見苦しくも「齢」を重ねている親不孝な自分が
   一人立って,喚いている・・・・。
 

倚りかからず

倚りかからず