magurit’s blog

はてなダイアリーからの移転です!

賀状の返信を書いていて・・・

 他人から見たら,「私のする事や見つける事は不思議なんだろうな」と,
 思うことがよくある*1
       ♤♤      ♤♤      ♤♤      
 それは,「こだわりつづけるから」
 それは,「不思議だから」
 それは,「結論が同じなら,道順を変えた方がいいと思うから」
 それは,「嫌な事を我慢しないから」
 それは,「腑に落ちるまで納得しないから」*2
 そして,「他人が普通に出来る事が,出来ない時の孤独感が辛いから」
       ♡♡      ♡♡      ♡♡      
 だから,研修や講習で,問題を出され*3挙手を求められても
 「間違っていたらどうしよう」が先に立つので,手を挙げられない。
 研修や講習でモノを作るのを習う時,他人の目が怖くてその場では出来ない。
 「不器用と雑」がバレルから。
 いつも,一人でこっそりと練習してきた。
 でも,自慢する為ではない。孤独感や絶望感に襲われない為に。
       ****      ****       ****
 「他人はそんなに気にしてないよ」なんて,気を遣ってくれる同僚もいるけれど,
 そうじゃないときにどうする・・・・・?
 10年以上前,忘年会の席で,隣りが年輩の方だった。
 口は悪いが,決して悪気は無く, 一所懸命に相手の為にしてくれる”いい人”*4
 私は,物心ついた頃から,お箸の持ち方が間違って身についている事に
 気がついた。3〜4才の頃の記憶がまったく欠如しているのだが,その頃は,
 お箸もきちんと持っていたらしい。寿司も食べていたらしい。
 あの気持ち悪い海老だって平気で食べていたと言われる。
 お箸に関しては,「矯正箸」を何種類か持っているし,意識して持とうと努力
 しているが,手の筋がつるような疲労を覚えるので,実際辛い。
  別の先輩が,「お箸が気になるなら,最初に『ゴメン。お箸の持ち方が変なので,
 気にしないでください。』と言ってしまえば気楽に食べられるよ。人は気にしてない
 から・・」と教えてくれて,しばらくはそれを実行して気まずくなることはなかった。
       ****      ****       ****
 ところが,件の忘年会で,それを言うのと同時に,”いい人”が「こうやって,持つ
 んや。こうやって指を添えて,ここを動かして・・・」と指導してくれた。
 穴があったら,入りたかった(涙)。その”いい人”に恨みも怒りもない。
 「こういう人もいるんだ」というのと,”いい人”の善意は常々知っていたから。
 それよりも,”気の毒やなぁ。ほっておいてやったらいいのに・・・。
 最初に,宣言してるんだから・・・。”と思ってるのかどうだか知らないが,
 そういう”気の毒そうな眼差し”が辛かった。
 「きっと,”いい人”も悪く言われるだろうなぁ」と・・・・。
       ♡♡      ♡♡      ♡♡
 賀状の返信には,「他人と同時に工作的作業をすると固まります。
 「不器用と雑」に怯えるから。怯えない為に勉強したい。習熟するために
 練習したい」と書いた。
  ある部分は本心。別の意味で本心ではない*5
     ☆         ☆         ☆         ☆
  夕食後,懸賞パズル*6を解きながら,久しぶりに「スミノフ・アイス」を
 飲んでウトウトと眠ってしまった。
  目が開くと,笑福亭鶴瓶が今夜も喋っている。大晦日から毎夜。
 元日の新聞の切り抜き*7をし,パズルの続きを解く。
 マジェスティック [DVD]
 BGMテレビは,「マジェスティック*8」。
 ハード・ターゲット [DVD]
 それが終わった今,「ハード・ターゲット」をBGM*9にして
 いる。
 ノベライズも読んでいて,結末も知っているが,バンダムも
 ヘンドリクセンも個性派だから,B級だけどテンポもストーリーも
 こぎみよい。唯一,気に入らないのは,バンダムの映画はどれも?
 ラストの格闘がシツコイこと(苦笑)。
 朝食の時間が出かける人々に合わせて8時になったので,今から寝るとたぶん起きら
 れずに夕方まで無為に過ごしてしまうだろうから,ネットのお世話になっている(笑)。
 こうして,新年というキッカケ区切りの3日目に突入しようとしている。

*1:別に自慢話を書きたいのではないので,誤解無きように

*2:もちろん仕事に支障が生じては困るので,「棚を吊ってボタモチを待つ」けれど・・・。

*3:人数を調べる為に

*4:尊敬していたし,信頼していた,お世辞じゃなくね

*5:「キミも年下に教える時は,そういう不安を持っている人がいることを心の隅に留めておいて欲しいな」というあてこすり。嫌な性格だなぁ,まったく:苦笑:。

*6:年末年始の夕刊紙のパズルや雑誌『ニコリ』

*7:高村薫の文章「それでも,言葉を探す」・里中満智子橋本五郎の対談「リーダー像を問う」の前編・五木寛之の「逃散という生き方」等と人口減少のデータ

*8:マスクの主演男優だが,あの大げさの演技と素っ頓狂な吹き替えが嫌いなんだが,なかなかシリアスな演技の作品で良かった。特に最後の裁判所での演説は,民主主義の脆弱さを訴えていて,今の”ものわかりのよい人を演じているのか,諦めてしまったのかのような”若い世代に訴えているようだった。しかし,ああいう話をきちんと,討論できるような高校〜大学生・社会人はいるのだろうか?私の中学の頃は,よく友人と青い激論を交わしたものだったが・・・。

*9:バック・グランド・ムービー:笑