magurit’s blog

はてなダイアリーからの移転です!

©「もしも,明日が来なかったら・・・」

                (ブロッコリーの花)→




 
  職場での戯れ話。
  眉にツバをしっかりつけてお読み下さい(笑)。

 A「もう,何時だい?」
 B「×時です。」
 A「じゃぁ,今日は終わりだなぁ。」
 B「いいえ,明日はありますよ。」
 A「明日?明日は,この会議はないだろう?」
 B「いやぁ,会議は無いですが,”明日”はあります(笑)」
 C「明日がなくなったら困るわ。明日は,友達と食事の約束してるもの・・。」
 B「たぶん,明日はきますよ(笑)。私もε5年生きてるけど,
   ”明日”が来なかったことは,これまで経験無いですからねぇ(笑)」

 と,馬鹿な会話をしていて,ふと思った。

 「明日が来なかったら・・・・」
 「今日が終わらなかったら・・・」
 で,同僚と後輩に,
 私「明日が来なかったらどうする?」
 D「明日が来ないって,時計は動いてるじゃないですか」
 私「時計は電池を抜いたら止まるでしょ?」
 E「ずっと夜ってことですか?」
 私「ずっと夜という国はあるでしょ?例えば,北極圏内の北欧の国は,冬は
   ずっと夜みたいなものでしょ?だったら,フィンランドなんかは,明日が
   来てないのかい?」
 E「あぁ,そう言われたら・・・夜の国ありますね。」
 D「明日が来ないって,どういう感じなんですか?地球の自転が止まるんですか?」
 私「自転が止まったら大変だよ。慣性の法則が働くから,地球と一緒に自転してい
   家や山や海は,動き続けようとするから,もの凄い勢いで飛んで行くだろうし,
   山やビルは倒れて,海は大津波だね。電車が止まる時の体の動きを考えてごら
   んよ。」
 D「地球壊滅ですねぇ。」
 E「自転が遅くなるとか」
 私「影響が無い程度に,遅くなっても,いつかは,一回転するわけだから,
   明日は来てしまうよね。あと何分ですってカウントダウンできるから脚下!」
 D「明日が来ないって,どんな状態なのか想像できませんよ!!」
 私「わたしも経験無いから(笑),想像できないんだよ。
   どんな感じだろうね。マスコミの報道なんかは,予想できるけど(笑)」
 D「でもゆっくり眠れるかも・・・(笑)」
 私「某国営放送だったら,こんな感じじゃない?

   午前3時のニュースをおおくりします。
   世界では,相変わらず,”明日”が来る見通しはたっていません。
   国連の緊急理事会でも,この状況をどう把握していいものか,
   混乱が続いている模様です。各国の識者・科学者が緊急協議を続けて
   いますが,何ら解決策は見いだされていません。
   次のニュースは,午前3時30分頃お送りする予定です。

   台風や警報情報で,期待まじりで,電車の運行情報をずっと見続ける
   あれとよく似てるんじゃないかな。寝てられるかな(笑)。
   まてよ,始発電車は出せないよなぁ(笑)。交通マヒだなぁ。
   どこの国が,臨機応変に対応して,飛行機なんかを飛ばすかな(笑)」
 E「そのうち,明日は来ますって・・・・。」
 私「いや,新聞も,明日の朝刊が出せないから,ずっと号外が続いて,
   【いまだ,見通したたず!いつ来る”明日”】なんてね。」
 D「明日が来ないって,・・・・ウ〜〜ン。」
 私「”明日が来る”とはどういう事かという定義はあるのかな(笑)。
   それとも”今日が終わる”という定義(笑)。」
 D「あぁ,イヤダイヤダ,頭が痛くなるから,そういう妄想話は
   考えるの止めます(笑)。」
 私「いや,明日が来ないようにするお話があったな。」
 E「そんな話あるんですか?」 
 私「知らないかい?ロシアのサミュエル・マルシャークの『森は生きている』の
   中に登場する,わがままなお姫様が,権力で新年が来ない様におふれを発令
   するんだ。新年のパーティで大臣が,”新年の挨拶”をしたところ,お姫さ
   まが春に咲く”マツユキソウ”が手に入るまでこの国に新年は来ません。
   これは命令よ!って言うんだ。すると,家臣は”御意”って(笑)」
 

森は生きている (岩波少年文庫)

森は生きている (岩波少年文庫)

 
森は生きている【日本語吹き替えのみ】 [DVD]

森は生きている【日本語吹き替えのみ】 [DVD]

 
 さて,「明日が来なかったら,どうなるんでしょうね?」
 「明日が来ないってどんな状態なんでしょうか?」
 馬鹿な,矛盾だらけの妄想かもしれませんが,何か,可笑しくて
 仕方ありません(笑)*1

 地球では,24時間という時間区切りだったり,
 日が昇り日が沈むまでを1日の区切りと決めて生活しています。
 太陽系の惑星には,自転時間が,地球より長かいものもあります。
 すると,ずっと,夜だったり昼だったりするんですよね。
 そこでの1日を「日の昇り・沈み」で判断するとしたら,
 長生き出来るんですかねぇ(笑)。
 それとも,夜に産まれて,そのまま夜に人生を終えるのかな(笑)。

 どうも,バカ話でスミマセン。
 ひょっとしたら,こんなショートコントの様なSF話は,
 どなたかが書いておられるかもしれませんね。
 書いておられなかったら,私にプライオリティーを!!

 
    ↑
  「だまし絵展より,手長猿も壁の絵!?」

*1:出来るだけ明日が来ないように来ないように,条件を後から後から決めていくので,矛盾の山なんですけどね・・・