研究生として1年残っている間に,世間はPCブーム。某国産機はPC-6000
を入門機に,メインに8000と8800を出した。早川*1はMZ,
東芝はパソピア,他にシンクレアというZ80系の機種群。
もう一方の国産機はFM-7,8,11に日立。こちらはモトローラの6809系。
あっ,もうひとつ,エプソンのHC-20というハンドヘルドマシン:ノートの
はしり?が6502。これは,appleと同じ。
原体験のファコムのイメージからか,迷わずFM-7を購入した。
中途就職した後,現品処分のドットプリンタにカラーモニタ,5inFDの
ツインユニットを購入。
この頃は,レンタルソフト屋があったので,いいワープロソフト*2を
レンタルして使っていた。また,マルチタスクのOS/9という面白いOSが
FM-7では動き*3画面を4分割してそれぞれ,別の
処理ができた。8ビットマシンなのに(だから)驚いた。
カーネルとかルートとか,UNIXみたいなコマンドが使われていた。
2年後,職場の研修でCP/M80を触り,6809上でエミュレータを動かすこと
を知り*4CP/M上で動く言語ソフトのレンタルを趣味として
いた。αシリーズと呼ばれるソフト群で,フォートラン・コボル・ターボパス
カル・C・FORTH・プロローグ・スーパーカルク・dBaseⅡなどをい
じった。
FM系列の会社に勤めた友人から3.5inの2DDツイン機種のFM-77を譲り
受けた。FM音源の音の良さに感動したが,作曲ソフトが貧弱で使い物にはなら
なかった。
ところが,CP/MがMSに買い取られ,MS-DOSが登場。職場のIBM機
で先輩と学ぶのだが,機械が一台しかなく,先輩の助手扱い。面倒くさい。
ついにパソコンから離れることにした。
カシオのワープロ専用機で書類を作り始める*5。