大学の3回生で卒業単位もほぼそろったので,4回生の卒業研究の傍ら,
二回生が主体だが,大学の「コンピュータ実習」を履修することにした。
ここでもパンチカード1枚に1行ずつプログラムを入力するのだが,教官の
態度が非常に不愉快だった。学科が違うので,4回生まで受講を待ったのだ
が,メインの学科が2回生主体なので,資料を貰う時に,単位を落とした
再履修者と思ったのだろう,薄笑いを浮かべて侮辱的な扱いを受けた*1。高い実習費だったが,受講するのを止めた。
しかし,卒研の実験室に「appleⅡeJ」とプリンタ・プロッタが入っ
たので,流行し始めたベーシック言語を学ぶ事になった。当時NHKでも,
「パソコン入門」というベーシックを使った番組とテキストがありそれを
使って,研究室の演習授業が行われて面白かったが,
「ファイルの出し入れ・シーケンシャルファイル・ランダムアクセスファイ
ル」辺りで落ちこぼれた。「DIM」という概念もなかなかとっつきにくい
ものだった*2。