名古屋に住む研究?仲間のミニコミ*1誌がや
けに美しい。そこで,Macintoshという機械があることを知った。
ワープロ専用機の限界を知り,外字で色々な記号や模様を作り「Macっぽい
印刷」を心掛けた。
そんな折り,例のFM系列の友人からMacのClassicを見せられ
「人間がほぼ完全に使い手に徹することができる機械である」ことに感動!
バッチファイルや設定がいらないし,「機械」から「道具」への変化を感じた。
3ヶ月後譲り受け,同時に Niftyでパソコン通信を始めた。2800bpsとい
う今では考えられないような低速だが,DNAを学習するフリーソフト等を何
時間もかけてダウンロード。ハイパーカードという「カード式データベース」
の作品(スタック)群,とくに「IBAのスタック」にはまりNiftyの
フォーラム内を探し回った。
職場や世間ではPC-9800の嵐が吹き荒れたが,呪文を覚えなくて済む,
MacのSE/30(中古)とノートPB145Bを購入。その後「マラソン」という
シューティングゲームをするために(笑),PowerMac8500/120に大枚
をはたいたが,このころのapple社の商品の品質が悪く,OSの不具合が
続いて,まさに「金喰い虫」。
その後,日本IBMと共同開発されたPB2400/130の柔らかな形状に
(デビッド・クローネンバーグの世界みたいで)
惹かれ,衝動に突き動かされるままに購入。職場で活躍中。
ただし,トラックパッドには辟易。
家でも職場でもケンジントン社のトラックボール(ターボマウス)を使用中。
場所もとらず大きなボールは実に気持ちいい(笑)。家のターボマウスは4台目。
マウス類は消耗品と痛感。キーボードもアップルのUSAキーボード。惜しむ
らくはPB2400がシフトJISで使いにくいこと。
「シンプル イズ ベスト!」,マウスボタンも一つで充分。右左の役目を覚える
なんて,私にはMS-DOSの呪文と同じ!
パソコンはあくまで人間の為の道具。「弘法は筆を選ばず」とは弘法大師のよう
な立派な方なら道具は関係ないかもしれないが,大多数の凡人(特に私)には
いい道具が必要!
一昨年,マザーボードをG4に換装・メモリ増設・PCIスロットルにUSB
端子を増設。現在に至る。つくづくニフティのパソコン通信モードが無くなるの
は寂しい。
*1:100ページ以上あるのだが