年末休みに入ったので,定期通院の後,アポロシアターへ。
『エイリアン』も『プレデター』も全作,劇場で観てきた。
個人的には,
『A』:1と2が,まったく毛色が違って面白くて好き。
「1」が荒涼とした宇宙・惑星という感じが堪能でき,『宇宙船ビーグル号の冒険』を
彷彿とさせるストーリーは,『禁断の惑星』のチープ感,その後の深海洋物ではあるが
『リバイアサン』につながっているように思う。
「2」以降のSF・アクション映画界は,ドンパチ路線が定着してしまったような・・・。
『P』:1は,前半は『コマンドー』を思い出させ,姿の見えないハンターの目線からの映像と
いう発想は斬新だった。そのスタイルは,TVドラマだったが,『ミレニアム』に続いて
いるのかな?*1
2は,『リーサルウェポン』が定着する前の,ダニー・グローバーの等身大の演技が
ほれぼれとした。私がビデオやDVDで繰り返し観るのは「2」の方。
さて,その両者が闘ったらという想定は,10年前ぐらいから,あったようだ。
絶版のアメコミ版は外惑星での話。でも,その中のあるシーン*2がつかわれている。
3度目の登場のビショップ*3は,机の上で,指の間をナイフで刺すソリテアを
披露してくれていた。
『ジェィソン対フレディ』のように設定が無茶苦茶でも,映画の体裁を保てる曖昧な作品ではないので,
脚本や設定がしっかりとリサーチできていることに関心した。
「A」と「P」は永遠に闘い続けるのだろうか・・・。