トランスな世界 - magurit’s blog

No.204
　●投稿者：マグリット(♂)
　●投稿日：04月23日(水)21時37分29秒
◆「ヒツジノツノ」・・・その後
　「大人の掲示板」*1の方にも呼びかけたので，
普段より多くの方が見てくださったようです（笑）。
　で，私もそそっかしくて，恥ずかしくなりました。
　実は，「ヒツジノツノ」に付いているブックレット（14，5頁）が，
「袋閉じ」になっている事に気がつかなくて，
「小さな会社だから，このブックレットだけ裁断できてないんだな」と
思ってました。よくよく見ると，そこには，３人の植物学者の見解
（答えらしきもの）が３頁にわたって，レポートされていました（苦笑）。
　答えは，・・・・・・・言えません。
　謎は，謎のまま，残しておきたいと思います。
　でも，とても珍しい物であることは，間違いありません。
　職場や学校での話題作りには，絶好のものです。
　エクスプランテの社長から，礼状ハガキが届きました。
　（そのハガキは，雪の結晶を研究したベントレーのスケッチの絵葉書
　でした。それもエスプランテ製でしたから，他にも謎の商品があるよ
　うです）。
　どうも，お騒がせしました。

No.205
　●投稿者：マグリット(♂)
　●投稿日：04月23日(水)22時08分23秒
◆最近のＣＤから
　
　新年度の忙しさの為，少々ストレスが溜まり「買い物依存」傾向が
出ています（苦笑）。
　最近，買って聴いてみたＣＤを紹介しておきます。
　ここのところ，雑誌『サライ』（小学館）に紹介されたＣＤを２号
連続で，購入しました。

アルヴォ・ペルト／アリーナ

　現代音楽の範疇に入るクラッシックの曲集です。
　ただ，『サライ』の黒田氏も書いておられましたが，頭がこんがら
がってしまうような（初めて聴いた時の「春の祭典」的）では，決し
てありません。
　すごく，ゆっくりとしたテンポで，仕事に疲れた帰り道，車の中で
聴くには，心地よい曲集です。
　ピアノ独奏・バイオリンとピアノ，チェロとピアノという，小編成
のアンサンブルですが，ほんとに静かな曲ばかりです（５曲収録）。
　
　今までに，こういう雰囲気の曲は聴いた事がないので，他の作曲家に
例えることができません。
　サティのヴェクサシオン（何小節かの譜面を延々，十数時間近く演奏
し続ける事で有名）のように，冷たくもないけれどグノシェンヌやジム
ノペディのように，強い印象に残る個性もあまり感じません。
　作曲者のペルト（現存）自身「私の音楽は，あらゆる色を含む白色光
に喩えることができよう。プリズムのみが，その光を分光し，多彩な色
を現出させることができる。聞き手の精神が，このプリズムになれるか
もしれない」と述べています。（ＰＯＣＣー１０６２）

ＦＩＬＭ／マリオ・ブルネロとオーケストラ・ダルキ・イタリアーナ

　タイトル通り，弦楽オーケストラによる，映画音楽集です。
しかし，収録曲は５曲。そして，濃い選曲です。

バーバー／弦楽のためのアダージョ（「プラトーン」）

武満徹／ヴァイオリンと弦楽オーケストラのためのノスタルジア〜

　　　　　アンドレイ・タルコフスキーの追憶に（「ノスタルジア」）

マイケル・ナイマン／トリスティング・フィールズ（「数に溺れて」）

ヤナーチェク／弦楽四重奏曲第１番「クロイツェル・ソナタ」

　　　　　　　　（「存在の耐えられない軽さ」）

マーラー／交響曲第５番　嬰ハ短調　第４楽章　アダージェット

　　　　　　　　　　（「ヴェニスに死す」）（ＶＩＣＣー６０３３１）
　どうですか？映画に使われたクラッシック音楽集というには，ちょっと
濃い，暗い静かな曲が集められていると思われる方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。
　
　私は，朝が苦手なので，出勤時よく休みたくなります。車の運転もさほ
ど好きではありませんので，朝乗ると，行き先は，職場しかないのです（苦笑）。
そんな，重たい気分の時に，このＣＤは，気持ちをゆっくりと，解きほぐ
してくれます。
　昔，先輩が「落ち込みたい人はほっておくに限るんだ。とことんまで落ち
たら，後は昇ってくるしかないんだから・・・。相談されても，堂々めぐり
になりそうだったら，突き放せ。」
　少々，乱暴な発言でしたが，自分が当事者になった時は，この言葉の意味
がなんとなく判りました。
（もちろん，心療内科で治療を受けてる方や，鬱の人を除いての話です。
　この先輩は，カウンセラーというか，人間の発達段階についての専門家だ
　からこそ，言えた言葉ですから，誤解のないように，乱用にご注意下さい。
　私は責任を負えませんので・・・笑）
今日は，これぐらいで・・・・。