magurit’s blog

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トランスな世界

No.25

●投稿者:マグリット(♂)
●投稿日:05月04日(土)22時01分40秒

◆ピアノ編曲版のオススメ

 私が,俗に言う「クラッシック音楽」が好きらしいことは,以前,お話したか
と思う。
 段々記憶力が乏しくなってきているので,同じ内容に記するかもしれないが,
書きたいのだから仕方がない。

 リストという作曲家は,ピアノの名手だったそうで,彼の作品には「超絶技巧」
という文字がよくつく。日本語だから尚更に,この言葉の持つ意味は,鋭さを増す。
 そのリストは,名うてのピアノ編曲の名手でもあった。当時の古今東西の名曲を,
それも小品から交響曲まで,ピアノ独奏や連弾版に書き直している。
 有名なところでは,ベートーヴェン交響曲1番〜9番までの編曲版だ。全曲ア
ルバム化したのは,これまたビルトゥオーゾタイプ(名人芸と超訳するのがよかろ
うか)の名演奏家シプリアン・カツァリスである。彼の他のアルバムには,グリ
ークの有名な組曲ペールギュント」から「朝」やワーグナーの序曲も含まれてい
る。
 演奏だけでなく,彼自身がさらに難易度を高める編曲を施しているそうだ。

 ここまで,通ぶらなくても,交響曲管弦楽曲のピアノ編曲版は,原曲を知って
いる人も是非聞いて欲しい。
 ピアノの単音が,オーケストラの様々な楽器を描き分けている様が手に取るよう
に見えてくると思う。

私からのお薦めは,
・ドヴォル・ザーク/新世界から
ベートーヴェン交響曲第6番「田園」
ベートーヴェン交響曲第5番「運命」
ブラームス交響曲第3番
ストラヴィンスキー春の祭典
リムスキー・コルサコフ/シェラザード
ワーグナー/愛の死

アマゾン.COMなどで検索していただきたい。