magurit’s blog

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トランスな世界

No.220

 ●投稿者:さぶ(♂)
 ●投稿日:05月30日(金)21時31分53秒

◆気分転換

 もう6月...梅雨の時期にはいります。
 こんな時、ベートーヴェンの「田園」を聴くと
 なぜか、心が前向きに落ち着きますね。

 田園は、不思議に日本の田舎の風景にもマッチする名曲。

 僕の、好きな曲です^^

No.221

 ●投稿者:マグリット(♂)
 ●投稿日:05月30日(金)22時00分03秒

◆「田園」はいいですね。


 ベートーヴェンの曲をあまり聴かない私も「田園」は好きです。

 ベルリオーズの「幻想交響曲」以降から「表題音楽」というジャンルが
できたと,何処かで聞かされた記憶がありますが,私には「田園」は「言
葉的」に充分「表題音楽」のように感じるのですが,いかがなものでしょ
うか。
 クラッシックを聞き始めたころ,オーケストラの「田園」も聞きやすい
曲だと思いましたが,リスト編曲のピアノ独奏版を聴いて,尚一層好きに
なりました。
 ピアノで聴いた後,原典に触れると,楽器の音が際だって聞こえるよう
になったような気がしたのを覚えています。

 冨田勲シンセサイザーで,クラッシックの世界に突入した私は「世界
の冨田が,シンセサイザー版「田園」をいずれ発表する」と予想していま
したが,その気配はいまだ,ないですね(笑)。

 私にとって,中学の頃見た,映画「ソイレント・グリーン」の安楽死
のシーンが印象に残っているのかもしれません。

 近未来の地球では,人口増加に伴い,食料危機に陥り,ソイレント社が
売り出す,プランクトンが原料の「ソイレント・レッド」も配給状態。
そこに「ソイレント・グリーン」という食料が発売される。殺人事件が起
こり,その刑事には,図書館勤務の老人の友人がいろいろな資料を調べ,
刑事が捜査をするうちにソイレント社にたどりつく。
 老人は,ソイレントの陰謀に気づき,それを確認する為に,安楽死を選び,
ガス室で,過去の自然溢れる地球の映像を眺めながら息を引き取っていく。
刑事に,自分の死体の行き先を確かめるように忠告しながら。
老人の死体は・・・・。

 というような,内容の映画でした。中学生の私にはなかなかショッキン
グな内容でした。ちょうど,ローマクラブの報告書『成長の限界』が発表
されたのもこの頃でしたし,日本では西丸慎也氏?だったかが,「昭和35年
生まれ以降は,砂糖を取りすぎているから,寿命が短くなる」等と発表し
た本もありましたから,「食料危機」と「人口増大」が話題になりました。

 原作は,廃刊になっていますが,ハヤカワポケットSFの『人間が多すぎる』
(著者は,ど忘れしました)です*1

 さぶさん,ゴメンナサイ。
 せっかくの,清々しい「田園」のイメージを崩してしまいましたね。

 「ファンタジア」に使われている,「田園」と動画のリンクも素敵でしたね。

ソイレント・グリーン [DVD]

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人間がいっぱい (ハヤカワ文庫SF)

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*1:後にハリイ・ハリスンの『人間がいっぱい』と判明