ジャン・ギャバンのメグレが原作の雰囲気に近いと勝手に思っている。しかし、作品は古く数も少ない。我らが愛川欽也氏の目暮警視もなかなか雰囲気がいい。しかし、時代が早かった。作品も多くてなかなか良かった。原作者のシムノン氏がメグレ夫人のイメージは、日本の目暮シリーズの市原悦子が一番近いと言ったとか。3月にルコントのメグレ映画を見損ねた(映画館には行ったが爆睡した)ところ密林プライムでミスタービーンのローワン・アトキンソンのメグレ警視シリーズを扱っていたので観る事が出来た。なかなかメグレ警視の原作の雰囲気を醸し出している。しかし、ちょっと痩せたメグレは……。しかし、だがしかし、メグレ警視シリーズを観れて良かった。
