magurit’s blog

はてなダイアリーからの移転です!

『青い花』5巻

 

青い花 5巻 (F×COMICS)

青い花 5巻 (F×COMICS)

 毎度、淡い色合いときれいな線の表紙が素敵なマンガです。
 5巻は、高Ⅱになっての演劇祭がメインです。
 劇は、三島由紀夫の「鹿鳴館」。
 読んだことはありませんが、着物と洋装が混在する
 日本史上、実にエキゾチックな時代だったと勝手に想像しております。
 劇中のセリフを通して、登場人物たちの心と過去の出来事を
 きれいに繋いでいく手法には、驚かされました。
 実にスマートかつドラマチックな演出ですね。

 この作家さんの他の作品でもそうなのですが、
 伏線を回収しつつも予断を許さない展開が実に魅力的です。

 よしながふみ志村貴子オノナツメ
 この三人の作品は、当分の間目を離せそうもありません。

 『青い花』のレビューは、私の拙い感想よりも「みやきち日記*1をお読みいただいたほうが、よいかと思います。