- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2007/10/04
- メディア: 単行本
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”ライブ感”*1という言葉を使って,
思い出したので,後半の萩尾望都さんとの対談と,志村貴子さん*2との対談を再読した。
志村さんとの対談で再確認したのは,
・心が弱いからこそ描ける「本当のこと」
・無意識に選択している表現
・ネームが一番楽しい
・”私なんか・・・”歴が長い
特に「ネームが一番楽しい」という件では,
「二人とも,ネームが出来上がった処で,80-90%完成で,絵を描くのは面倒くさい」
これは,研究でもプランでも文章を書くにしても,アイデアが浮かんで,一つチェックした段階で,
次々と先まで展開が予想できる時というのがあるんです。
それが,確信度が高ければ高いほど,実際に確かめるのは面倒くさくなります。
頭の中では,もう完成してますから,煮詰めていくのはシンドイです(笑)。
でも,後半が出来ないと仕事としては,完結しないのです。