magurit’s blog

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珈琲ゼリー

 何年ぶりかで,
 珈琲ゼリーを作りました。
 



  ↓表面をよく,ご覧下さい。↓
 
 窪みがあるのが,おわかりでしょうか?

  どうして,こんな窪みが出来たと思いますか?

 「下から,気泡が上がってきた?」
 「急冷して,窪んだ?」

  実は,このコーヒーゼリー,5分で出来ます。
  その名残りが”窪み”です。
  材料は,寒天や片栗粉では,ありません。
  ゼラチンを使います。

《材料》

  ・ゼラチン粉末(5g:小袋一つが5g)
  ・インスタント・コーヒー(ティースプーン1杯:好みで)
  ・砂糖(ティースプーン2杯:好みで)
  ・水(少々)
  ・湯(100cc)
  ・氷(4〜9個)
  ・コーヒーミルク(好みで)

《器具》

  ・カップ(200cc程度)
  ・スプーン

《作り方》

(1)カップの中にゼラチン末と水を少々入れ,

    かき混ぜる。(半透明になり;白くなければOK)
   
   

(2)コーヒーと砂糖を入れて混ぜる。

    
    
    

(3)湯を入れて混ぜる。ゼラチンの固まりがなければOK

    

(4)氷を入れてかき混ぜる。

    
     (氷の大きさは冷蔵庫によってマチマチなので,
      小さければ6〜9個,大きければ4〜5個。カップから溢れない程度です。)
   あまり手早く混ぜ続けると,ドロドロになりますのでホドホドに。
   だいたい氷が溶けるころに,固まります。

トロッとしてきたら,まぜるのを止めるのがコツです。

    
    

完成!!

    
     すぐに食べることができます。
     食後のデザートなら,冷蔵庫で冷やしておきます。
     表層でゆっくり融けた氷の跡が窪みです。
 《応用》
  [1]ココアゼリー,抹茶ゼリー,カルピスゼリーなど,(2)の処で入れればOKです。
   もちろん,ドリップした珈琲でも,紅茶でもジュースでも可です。
   砂糖は,入れた方がいいです。上の分量でも,全く甘くありません。
   (2)(3)で,甘みが無いと,固まったとき,水くさくてマズイです。
[2](1)で水の代わりに湯で溶かしてもよい。
  [3]コンソメを固めて,料理にも使ってみました。
 《注意》

生の南方産のフルーツは,使わないこと。

蛋白質を分解する酵素を含んでいるので,ゼラチンが固まるのを邪魔します。

 初出:島百合子「食べたい時にすぐ食べられるコーヒーゼリー
    『たのしい授業No.93』1994年9月号仮説社)
 現:『おやつだホイ!』島百合子(仮説社)
 http://kasetusha.cart.fc2.com/ca22/436/p1-r22-s/
 

ゆりこさんのおやつだホイ!―子どもたちとたのしめるクッキングブック

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