昭和62(1987)年に発売さ
れて以来ずっと,積まれた
ままでした。
やっと,読みました。
あぁ,面白かった。
アッシュ・ザーガ〈4〉アッシュと地球の緑の森 (講談社文庫)
- 作者: 田中光二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1987/04
- メディア: 文庫
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引き込まれ取り込まれてしまう雰囲気になりませんでした。
本(著者)が悪い?
それもあるかもしれないが,そればかりではないようで・・・。
評論や講演録はスッと読めていますので。
マンガもまぁ,読めてます*1。
お年なのかも・・・。
視力が,気力が,体力が,興味が,・・・と色々思いました。
もう小説は読めない。山の様な本をどうしよう?
BookOffは二束三文,タダで持っていかれるだけだし・・・。
一応,査定後,「どうされますか?」と聞いてくれますが,重たい思いで持っていって,4
また持って帰るのはツライですから,
ガッカリしてても「はい,お願いします」と答えてしまいます。
そんなこんなで,
「もうダメね」
と思うことシバシバ。
アッシュサーガは,4冊なんですが,
1〜3が復讐物語でして,ヒロイックファンタジーです。
1から読み直したのですが,ダメです。やっぱり読めない。
4冊のあとがきを読み,
表紙絵・扉絵・挿し絵を見て気分を変えようと・・・。
4巻『アッシュと地球の緑の森』以外は,扉絵・挿し絵が無いことに気づきました。
(その後,2巻3巻にも挿し絵が使われていることを同好の士に教えていただきました。
3巻には扉絵も・・・。この扉絵は表紙カバーに隠されておりました。)
さらに,4巻の表紙は,知った映画がゴッチャに使われてるような錯覚に。
映画「ブレードランナー」のレプリカント,レイチェル?
映画「ターミネーター」のシュワちゃん?
1〜3までと雰囲気が違いますねぇ。
扉絵(トップ)は,当時流行した未来兵団模型みたいです。
挿し絵は,というと,
東京創元SFの『デュマレスト・サーガ』?
傭兵同士の決闘シーンやシャトルの発進シーン,巨大生物,
イラストは,デュマレストの表紙・イラストも担当した加藤直之氏。
第3部の後半,駆け上がるようにエンドにもっていく,
田中節を味わいながら,
アッシュの5が読みたい!!
私の願いは聞き入れられないよなぁ。
*1:1回でなく2回読まないとダメですが・・・