年末の夕刊・「よみうり堂」の「※※年マンガ界を回顧」を愉しみにしている。
◆評論家ら3氏注目の3作
村上 知彦(評論家・編集者)
①山岸涼子『舞姫 テレプシコーラ』
②志村貴子『青い花』
③山田芳裕『へうげもの』
ササキバラ・ゴウ(編集者)
①松森正・ひじかた憂峰『湯けむりスナイパー PARTⅡ 花鳥風月編』
②西炯子 『STAYシリーズ』
③徳弘正也『昭和不老不死伝説バンパイア』
田中香織(ジュンク堂書店池袋本店コミック担当)
①山田芳裕『へうげもの』
②椎名軽穂『君に届け』
③久世番子『暴れん坊本屋さん』
(2006.12.27・水曜 読売夕刊より 編集引用:選考理由の省略責はmagurit)
昨年も選ばれていた作品から何冊か読んだが,
山川直人『コーヒーもう一杯 Ⅰ』,緑川ゆき『夏目友人帳』の2冊は,秀逸だった。
それで,「今年もいい作品が紹介されるだろうな」と。
気になるのは,山田芳裕『へうげもの』が2人から評価されていること。
戦乱の頃の,茶器にまつわるマニアの武士の話らしい*1。
上の「うめ吉」さんの処でも,触れましたが,自分が読んでいる作品を,他人*2が
いい評価していると
嬉しいです。
村上氏の①は,mixiでも最終話付近では”大騒ぎ”になっていましたしね*3。
id:dekoponnさんも,①の選考結果は,喜ぶかな?
②は,ピュアなストーリーに加え,主人公の周囲の友人の台詞が,温かくていい。
志村貴子の『放浪息子』も同様に,設定以上に温かい話である。
◆バミューダのマグロ切手→