ΑΩ(アルファ・オメガ)―超空想科学怪奇譚 (角川ホラー文庫)
- 作者: 小林泰三
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/03
- メディア: 文庫
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一気に読めてしまいました*2。
グロイ描写は,『玩具修理者』で体験済みだったのと,解説の小谷真理氏*3が
書いていたので,心の準備はできていたが・・・・・。
確かに,ウルトラマンの様に,悪の宇宙人?を追ってきた宇宙人”ガ”と接触して
死んでしまった人間の一人に寄生?して,再生・復活させて,戦うのだが,
戦闘体型(バトルモード)になると,ウルトラマンの様に3分とは言わないが,
エネルギーが無くなると動きが緩慢になり,体組織が生え替わる!!(笑)。
エネルギーがなくなって,人間モードになったときには,足は生え替わる。
その描写が,映画「遊星からの物体X」の触手の様で,・・・・グロイ!!
変身の前に,怪獣に足を食いちぎられてしまったり,とにかく,生身のボディは
人間の細胞の限度をわきまえている。
また,悪の宇宙人や,レプリカント(人間もどき)は,まるでデビルマンに
出てくるジンメンの様な形になってしまうので・・・。これもグロイ。
最後に意外な発見*4をすると
同時に,唸ってしまいます。
「宇宙人寄生物」としては,SFホラーというより,SFスプラッターでは?