ヤング・サンデー連載のマンガに「クロサギ」という
詐欺師を食う詐欺師の話*1があります。
最新号では,二人組の詐欺師の悪巧みにあった被害者*2と主人公のクロサギとの会話。
クロサギ「・・・あんたらみたいなやつらを見てると、本当にムカついてくぜ・・
・!!なんで、あんたは自分の頭でものを考えないんだ。
なんで゛弁護士゛の言うことなら、みんな正しいと思う?バッジをつけ
てるからか?国が保証してるからか!?司法と正義はイコールじゃない。
どう使うかで運命が分かれる。たとえ少々無茶な解釈でも、法廷で認め
られたら、それが正しいってことになるんだ。それなのにおまえらは、
『法律は正しい人間を守ってくれるもの』と信じ切って、学習もしなけ
りゃ警戒もしねぇ・・・!!法の基本原則なんて、建て前みたいなもん
だ。法律は社会秩序を維持するためのもの。断じてあんたや、あんたの
家族を守るためのものなんかじゃねぇ・・・。あんたが死んだって、
社会にはなんの痛手もないけど、家族や従業員は困るだろ。だったら
なんで、そいつらのために自分の力で戦わない?法律じゃ、××も△△も
潰せないし・・あんたもあんたの家族も助からないぜ。」
被害者 「でも・・・そんなのっておかしいじゃないか・・・正しい人間を助け
てくれないなんて・・・」
クロサギ「そう、やっと気づいたなおっさん。それが法律(社会の掟)ってもん
なんだよ。それに対抗するには、゛自分の掟゛で戦うしかないんだ。」
- 作者: 黒丸,夏原武
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/12/27
- メディア: コミック
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ラ○ブド○の事件のすぐ後に掲載されたから,そのネタの取り入れる速さに
驚きました。
あくまで,フィクションですからね。