magurit’s blog

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沖縄県民に失礼ではないか

 基地「大阪も汗を」橋下発言

 鳩山首相沖縄県の基地負担軽減への協力を求めた27日の全国知事会議で、
 大阪府橋下徹知事が唯一、「大阪、関西が汗をかかなければならない」と
 前向きな姿勢を示したことが波紋を広げている。府内に基地や訓練を受け入
れる候補地がないだけに、府庁内からは「パフォーマンスでは」との声が漏れ、
 他府県の知事らも真意をいぶかる。橋下知事は6月2日の近畿ブロック知事会
 議でも同じ主張を展開する意向で、関西として初めて基地問題を議論するこ
 とになりそうだ。
 
 関心高める?政権に恩?


  遊園地を持ってくるのとはわけが違う。人口が密集する大阪には絶対に
 無理だ。」「受け入れ発言」の実現性について、府幹部の1人は明確に否
 定する。
  府内の人口は全国3位の880万人。一方、面積は香川県に次いで2番目に
 狭い。大阪(伊丹)、八尾両空港があるが、いずれも住宅地に近接してお
 り、この幹部は「普天間飛行場と同じ問題が起こる」と言う。
  海上にある関西空港への基地や訓練の移転については、橋下知事は昨年
 11月から、「政府から提案があれば、議論は拒否しない」と含みを残す発
 言を繰り返すが、同時に関空のハブ(拠点)化も強く訴えており、府庁内
 には、「明らかな矛盾で、理解しにくい」との声も多い。
国土交通省幹部
 は「神戸も含め、大阪湾周辺には3空港があり、空域が非情に混雑してお
 り、一時的な訓練の受け入れでも現実的ではない」と指摘する。
  「関空への移転には反対」という地元・大阪府泉南市の向井通彦市長は
 「知事も本音では『関西には来ない』と分かっているはず。世間の基地問
 題への関心を高めたかっただけではないか
」とみる。府議会でもある府議
 は「受け入れに現実味がないから言える『正論』だ」とし、別の府議も「
 鳩山政権に恩を売りたいだけでは」と冷ややかだ。
  橋下知事自身、17日に報道陣から「大阪での受け入れは現実的ではない
 のでは」と問われ、「それはある」と認めている

  一方、近畿のほかの知事らも、沖縄の負担軽減の必要性は認めるもの
 の、「関西で」との橋下発言には慎重姿勢を崩さない。井戸敏三兵庫県
 知事は「『できる限りのことをしたい』と言うなら、大阪にやってもらえ
 ばいい」と突き放す。
  京都府山田啓二知事は「橋下さんが何を関西で受け入れるべきだと言
 っているかわからない。近畿ブロック知事会議で議論したい」。滋賀県
 嘉田由紀子知事も「関西が汗をかくにしても、国がプランを出した後の
 話だ」と話している。
  
  
  
  ◇全国知事会議での橋下知事の主な発言
 ▽大阪府は基地を負担していないので、こういう問題が起きれば真っ先に
  汗をかかなければならない。関西も同様と思っている。
 ▽基地負担をしている沖縄県などの皆さんの犠牲の下に大阪府民は安全を
  ただ乗りしているわけだから、できる限りのことをしたい。
 ▽普天間の問題がクローズアップされ、全国的に基地問題が認識されたの
  はチャンスだ。何とか沖縄の基地負担軽減につなげたい。
 (読売新聞 2010.05.30(日)34面)

 大阪の子供たちに笑顔は増えてないぞ!
 鳩山以上に、公約違反じゃないのか!

 もういい加減なパフォーマンスは止めてくれ!
 府民である前に、人として恥ずかしい。