- 作者: フランクシェッツィング,北川和代
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/08/20
- メディア: 文庫
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(http://d.hatena.ne.jp/dekoponn/20090731)
現在,(上)247/398頁辺りにきましたが,
(以下,ネタバレあり)
登場人物の名前が,私には読みにくい。。
主人公の女探偵のヴェーラを除くと,
依頼者のジーモン・バドゲ,
捜索対象のアンドレアス・マーマン,
殺されたメーメト・エスカー,
ヴェーラのアシスタントだったシュトゥルンク,
トルコ系警視正のアリク・メネメンチ・・・。
まだまだ,出てきそう(笑)。
とくに,”バドゲ”は,濁音が3つ続くので声を出して読むのも難しい。
パドゲだとまだ読みよいのですが,人の名前ですからね。
** アレ?(090904追記)
↑
** バトゲですね。失礼しました。
でも,私にとって発音しにくいのには,かわりありません。
(以下 090828のまま)
ドイツの作家なので,舞台がケルンだと,名前もドイツ語的?なのでしょう。
ドイツで働く外国人労働者はトルコ人が多いという事情からもメネメンチなのでしょう。
『深海のYrr』と章?割のスタイルが似ている気もします。
オープニング,砂漠での出来事から,”復讐譚”を想像するのはワケもないことですが,
復讐譚をどちらの視点で語っていくのかが,確定するまでに200頁を掛けました。
ここから,どう転がっていくのか・・・。