2008-08-27 小学校 思いのままに およそ学校と名のつく処が嫌だった。”個性尊重”なんて言葉は,誰の口からもこぼれることはなかった。 あの頃,”先生”という単語には、十分尊敬の念が含まれていたし、嫌味ではなく純粋に”先生様”という 大人たちも結構いた。 それでも、心から”先生”と呼び慕いたい人は小学校では皆無だった。威光を放つ大人に服従させられ, 恥をかかされ,苦痛という壁を乗り越えることを要求する場所が小学校だった。