いつのまにか,”縁起ものの初夢”を
見たい,見ようと思わなくなっている。
夢の内容を他人に話すと「そんなに
こまかく覚えているんですか?」とか
「疲れませんか?」とかよく言われる。
そう言われても,”覚えておこう”と思って
ねむりにつくわけではないので,
どう対応していいものか困る。
たとえば,最近,見た幾つかの夢。
突然,一人の先輩がやってきた。
「これ,返しておくわ」と紙に包まれた四角い小箱を3個取り出した。
受け取りを拒否していた。
狭い部屋に入った(誰かがいた)。部屋にはカーテンがあった。畳敷きだった。
手にしたライター,ジッポータイプを点けた。
不完全燃焼なのか,黒い炎。
黒い炎を認識していた。炎の中心辺りから黄色,緑色の炎が。
火を消そうとしているが消えない。
口で息を吹きかけても消えない。
窓を開けて風で消そうと思った。
不完全燃焼なら空気が入ると”バックドラフト”が起こるのでは,
と,心配しながら窓を開けた。
火が消えたかどうかは覚えていない。
試験監督をしていた。
教室の後ろで椅子に座っていた。
少し,寒い。
英語の試験かな?
試験を受けている一人が突然,立ち上がり,壁にラクガキを始めた。
おいおい,そっと,そこに向かい座るように促す。
また,一人立ち上がる気配がする。
試験の雰囲気じゃないなぁ,と思った。
腕時計を見るとデジタルで「0:42:εε」。
なぜか「あと3分ないな」と。
突然,放送で「※※先生,答案を回収してください」(後輩の声だった)。
「えっ,試験時間まだ終わってないのに。※※さんの教室は早く始めたのかな?」
振り返ると,人が立っていて,答案を回収する用意をしている。
突然,廊下から階段を降りようとしている。
私物は黒いランドセルに入っているらしい。
が,まだ帰宅には時間が早いことに気が付いて,理科室へ。
(中学校の理科室のようだった)
腰掛けて,珈琲を一杯。天井からボードが降りてきた。
”形が変わっても容積は同じ”と書かれている。
モニタで演示される(まるでピタゴラスイッチのようだ)。
ガラス器具が幾つか置いてある。
キャラメル(アーモンド・グ○コ)の箱を振った。
カラカラと音がした。箱を開けると,
キャラメルが一粒だったのか,銀色の円盤が一枚だったのか。
お金ではなかった。