- 作者: 乾靖夫,日本水産学会
- 出版社/メーカー: 成山堂書店
- 発売日: 2006/06/28
- メディア: 単行本
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ヒラメもカレイも稚魚の時は,両側に目がある。
成長するにしたがって,段々と目が片側に寄っていき,最後は,お馴染
みの扁平形で泳ぐ事になる。
他にも,ウナギやアナゴの仲間は,幼魚の時は,柳の葉っぱの様な
形をしていて,”レプトケファルス”と呼ばれる。
ニホンウナギの産卵場所*1が,今年になって,かなりの確立で,この辺りだろう
というレベルに到達した。ヨーロッパウナギ*2と共に産卵場所が謎の魚だったのだ。
”変態”というと,昆虫の方が有名だが,魚だって,どうしてどうして。
性転換だって,ハーレム内のオス・メスの数の変化で起こる。
まだまだ,地球の7割を被う海の事でさえ何もわかっていないのだから。