川端康成『夕映え少女』

　『ケッヘル』をチビチビかじっくりか読みたいのだが，
　ちょっと，文字を追う目力が落ちている。
　出先でも読めるように，カバーを裏返して上下逆さまにして*1，
　「白い本」にしてあるのだが，こうすると，思っていたより薄い。
　不思議・・・。あの濃い暗めの青系の色が分厚く見せるのかな。
　家に帰ると，
　

夕映え少女 (新風舎文庫)

　が届いていた。

　目次
　　・むすめごころ
　　・イタリアの歌
　　・童謡
　　・金塊
　　・浅草の姉妹
　　・夕映え少女
　　・正月三ヶ日
　　解説は，昭和５２年のもの（1977.7.集英社から刊行）

　　この新風舎文庫の「美しい愛の文学」シリーズ，
　文庫なのに（だから？）表紙・背・裏表紙がハードカバー紙質。
　文字サイズも大きい。ちょっと，オシャレ。
　きっと，シリーズ化されるだろう。

*1:本のカバーをそのまま裏返すと，折り返し部分が前と後ろで違うので，折り目が二重になる。上下逆にすると，折り返し部分はそのまま。