もう一冊,講談社ブルー・バックスの『音のなんでも実験室』。
音のなんでも実験室―遊んでわかる音のしくみ (ブルーバックス)
- 作者: 吉澤純夫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/06/21
- メディア: 新書
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3分の2は,あちこちから集めてきたとおぼしきネタ集。
「歌うワイングラス」(30-35ペ)は,
モーツアルトも「グラスハーモニカの為のアダージョ」を作曲してる
ぐらいだから,そういう事も紹介して欲しいなぁ。
「グラスハープ」は「物理の演示実験」の為に生まれたのでは無いの
だけどね。
フランクリンも「アーモニカ」という同様の楽器を発明しているのに。
- アーティスト: ブロッホ
- 出版社/メーカー: Naxos
- 発売日: 2001/12/01
- メディア: CD
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- アーティスト: 高橋美智子,モーツァルト,青島広志,高橋美智子サウンド・グループ・クリスタル
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 1994/07/02
- メディア: CD
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参考文献は,もう絶版で,文庫2分冊になってるんですけどね・・・。
編集さんの仕事がいい加減なんだよなぁ,講談社って。
- 作者: 坂根厳夫
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 1986/07
- メディア: 文庫
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- 作者: 坂根厳夫
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 1986/08
- メディア: 文庫
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- 作者: 勝木渥
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 1982/10
- メディア: 単行本
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記載もされていない。題名からして「ブルーバックス」が
好きそうな題名なのに(嫌味)。
「小鳥の鳴きくらべ」(102-104ぺ)も
先の『新・遊びの博物誌』を本文中で参考として揚げているけれど,
ブルーバックスの酒井高男さんの著書に
「フイルム・ケースで笛」というのがあるんだけどなぁ。
創る・動くおもちゃ (ブルーバックス Do science)
- 作者: 酒井高男
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1986/05
- メディア: 新書
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自社の本ぐらいきちんとデータ管理して欲しいなぁ。
毎度のことながら,「参考図書・参考資料」の頁(170-171ペ)がズサン。
「・・・。しかし,調査不足でご迷惑をおかけしている方もあるかも
知れません。その方にはこの場でお詫びいたします。」
普通,「調査不足で・・・」と書いたら,「至急ご連絡下さい。」
じゃないでしょうか?
さらに,坂根厳夫氏の本に関しては,図を使っているのだから,
あきらかに「引用」です。著者に断りを入れてるのかもしれないけれど,
「引用文献」として,後述しないとオカシイ。
講談社からは,著作権に関わる本を出版してないのかなぁ?
「はまぞう」には「ソフトウェア」絡みが2冊だけ・・・。
最後の「調べて楽しむ音の第2実験室」が一番書きたかった処
じゃないかなと思う。そこは「シェアウェアソフトを使った音の
解析の仕方」。
以前,同シリーズから出ていた『音のなんでも小事典』もいい
本でした。「ホーミー:モンゴルの一人二重唱」の練習方法まで
書かれていて,愉しめましたよ(笑)。
音のなんでも小事典―脳が音を聴くしくみから超音波顕微鏡まで (ブルーバックス)
- 作者: 日本音響学会
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1996/12/19
- メディア: 新書
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ったから。入っていたら,いつもそれに書いてますから・・・(笑)。
テレビのバラエティ番組の「おちゃらけた科学コーナー」みたいな本を
「啓蒙書」として出版しないで欲しいなぁ。大講談社さん!
(↑眠るレオン・元♂)
“マージンFXのひまわり証券さん、ニンテンドーDS Lite欲しい!”