『逃亡くそたわけ』。
途中,主人公達にとって,必要な処方薬が無くなってくる*1。
「猫山メンタルクリニック」を見つけて,中に入るのだけど・・・。
花ちゃんには,「もうガス抜きは十分だろう。大人しく帰りなさい」
なごやんには,「鬱の治り際は,案外長いから気をつけないといかん。
何事も決めず焦らずのんびりだ」
いいセンセイだなぁ。
でも,実際,仕事に復帰したら,「焦らずのんびりだ」で過ごそうと考えても,
「何事も決めず」というのは,無理ですねぇ。
「決めない」ように気をつけるのだけど,意地悪な上司は「決断を迫ってくる」
からね。そうなると・・・いつまでも治らない・・・・。
昨夜の某テレビ番組で,国の少子化対策について,コメンテーターが,
「子供を産みたい,欲しいは,個人の問題だから,個人が安心して子供作り・
子育てを出来る環境を考えないといけないのだろう。それには,その人達が
望んでいる声を拾い上げていかないといけないのに,生涯年金や税金等の国の
資金繰りの為の少子化対策にしかなっていない。国の為に子供を産むんじゃ
ないはずなのに・・・。」
これは,何事においても同じだと私も思う。”自殺者が3万人を越えている”
と騒ぐけれど,「どうして自殺に追い込まれたのか,その声を,その環境を見な
いと解決への糸口にはならない」んじゃないかと私は思う。
”サービス残業”なんて言葉の「サービス」が日本人にとっては,「お得よ!」
という意味にしか聞こえない・思わない人が多いのじゃないだろうか・・。
複数の意味を持つ,カタカナ語を出来るだけわかりやすい言葉に作り代えて
いくのも必要なんじゃないかなと・・・。
そうそう,サイドバーの時計を柱時計にしました。
画面表示される瞬間に,振り子が揺れ始める様に見えて,
「今までオヤスミしてたの?」と尋ねたくなります(笑)
*1:逃亡生活が続いてるので減ってくるという意味