magurit’s blog

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まずは,先日,掘り出し物(失礼!)

 と紹介した山川直人氏の作品
 

口笛小曲集 (ビームコミックス)

口笛小曲集 (ビームコミックス)

 『コーヒーもう一杯』でも優しさと切なさがひしひしと胸を締め付けて
 くれたのだけれど,これも素敵な味わいです。人として,読むに値する作品集です。
 『コーヒーもう一杯』を読み終わった時に,何故か,清原なつの氏の作品が
 読みたくなってきたので,読んでない作品を何冊か注文しました。
 
ワンダフルライフ (ハヤカワ文庫 JA (747))

ワンダフルライフ (ハヤカワ文庫 JA (747))

 まんが家の主人公の家の前に,全裸の男が倒れていた。
 実は,彼は世界平和と愛の為に闘う宇宙人。
 普段は,会社で仕事をしているのだけれど,SOSが
 聞こえると,飛んでいく・・・。しかし,救出に成功
 すると,体内にお酒がたまり酩酊状態で,宇宙人から
 地球人の姿(全裸)に戻る。主人公の山田錦さんと
 宇宙人・天下太平の間には,恋愛感情が芽生え,ハーフ
 の娘も誕生,太平の父母も同居して,SFチックなホームコメディが展開されていく。
 女性マンガ家なので,優しく緻密な絵で,気持ちが温かくなります。
サボテン姫とイグアナ王子 (清原なつの忘れ物BOX (1))

サボテン姫とイグアナ王子 (清原なつの忘れ物BOX (1))

 この2冊は,未収録作品集ですが,連作短編集の『二十才の〜』は,
引越の時に,祖父が焼いてきたイヤープレートを眺めながら,過去を
思いだしていく家族の物語。これも『ワンダフルライフ』のように,
ハートフルな作品。疲れた頭を優しく癒してくれる。
私の保健室へおいで… (ハヤカワ文庫 JA (696))

私の保健室へおいで… (ハヤカワ文庫 JA (696))

 以前,買った本なのだけれど,題名と想像していたイメージ*1が異なっていて
でも,素敵なお話だったのですが,読んでから時間が経つているので,内容を覚えてなく
て,読み直す事になりました。『花図鑑』等に通じる「ラブロマン」かな?
でも,この人の作品は,淡い切ない思いが心に残るのが,清々しくて気持ちいい。
アレックス・タイムトラベル (ハヤカワ文庫 JA (669))

アレックス・タイムトラベル (ハヤカワ文庫 JA (669))

 次*2は,これを読む予定(笑)。

*1:別にHなイメージじゃないです。まぁ,シチュエーションとしてあるかも?とは思いましたが・・・

*2:明確に「次」という意味ではありません