6/10に生まれた三匹の子猫*1。
35日で,2匹の♂は相次いで貰われて行った。
一番小さく,親ネコが首をくわえてつれ回すものだから,
首周りの毛がはげて,一匹だけ残っていた。
ブリーダーさんが三匹を見て,
「この子が一番可愛い!首周りがなぁ。生えそろったらね。」と,
言われ,一夏,一緒に過ごすことに。
3人の人間(私・両親)にネコジャラシ類でいつも遊ばれ,
テレビを見せれば,20〜30分じっと見ていた。
(動物映像でなく,ワールドカップのアジア代表戦や高校野球!)
↓「机から,足が・・・」
↓「覗いてみると・・・・」
冷蔵庫の製氷器の音がしたら,飛んできて「バラ氷」をねだった。
氷をオモチャにして一晩中走り回る。キッチンは水浸し(笑)。
人間の食べている物なら,安心して手から食べる。
「柿の種」を食べていたら,机の上にこぼれた。
安心して食べようとして,辛かったのだろう(笑),
「柿の種」を前足で払いのけようとした。
ところが,湿気やすい「柿の種」は前足にひっついてくる。
それ以来,「柿の種」の入れ物を見ると逃げてしまう。猫はとても賢い。
アビシニアンの特徴として,抱かれるのは下手くそだが,
暴れる時は,「高い高い」と言って,持ち上げると大人しくなった(笑)。
血統書名は「ココちゃん」だけれど,家に居る三匹のどの成猫(つまり親達)
よりも,顔が綺麗で可愛いので,「チャングムの誓い」に登場する
「チェ尚宮」にちなんで,私は「チェサン」と呼んで遊んで貰っていた(苦笑)。
暑い夏の一日の癒しには,とても貢献してくれた。
先程,ブリーダーさんから,欲しがっている人が来るからと,
カゴに入れられて,お別れとなった。
満腹になると,4時間は眠ってしまい,その間に爪切りや耳掃除ができると
母は言っていた。新しい家で,環境の変化で食べられないと困るので,
しっかりと食べさせてカゴに入れた。もう,二度と戻って来ることは無い。
「チェサン」はそうとも知らず・・・(涙)。
「情が移るから」と母は,早く余所に出したがっていた。
成猫は,♀二匹に♂一匹。そのまま置くことはできない*2。
不妊手術という手もあるのだが,それも可哀想。
ひたすら,可愛がってくれる家庭を待つ。内心は現れない事を願いつつ。
成猫らは,子離れをしたので,素知らぬ顔。
人間より,脳が小さいから,すぐに忘れて新しい環境に馴れることだろう。
だが,人間の脳には,いつまでも素敵な記憶として残っていく。
涙が止まらない・・・。
元気で,走り回って,新しいビックリに出会ってね。
夢の中でいいから,思いだしてくれたら嬉しいな・・・涙,涙。
8/16に生まれた2匹の子猫*3も
9/22頃には,貰われていく。あんまり遊んでやれなかったなぁ。