「う〜〜ん,赤い血は見たことないし,イカなどなら青い血だろうけど
昆虫って・・・・。」
血液の役割を「縮まったノーミソ」から探し出す。
・血液
→骨髄でつくられる細胞
→赤血細胞・・・・ガス交換・血色素ヘモグロビン
→白血細胞・・・・食作用
→血小板細胞・・・血液凝固
→液体成分・・・・1ccに数十億の細胞
と考えると,確か,肺やえら呼吸じゃなかったし,気管だったかな。
気管ってガス交換なのかガス吸い入口なのか・・・。
友曰く,「気管って air tube なんだよ。だから,直接,各細胞に
空気が流れてるんだ。セミの抜け殻を見てご覧よ。割れ目の辺りに
白い糸が見えるから。昆虫の体って,風が通り抜けるように空気が
流れてるんだ。面白いと思わない?」
なるほど。人間の口から肛門が管であるように,昆虫では,気管が
体中を巡る管なのか。
さっそく,セミの抜け殻を探してみた。
「おおっ,糸くずみたいなのが,集まっている」
普段,意識したこともないことを考えた夏の日でした。