トランスな世界 - magurit’s blog

No.28
●投稿者：マグリット(♂)
●投稿日：05月06日(月)15時37分22秒
　◆似たもの同士
　水と油（灯油）は，混ざりあいませんね。どちらも，液体で透明なのに。
　水とアルコールは，どうでしょう？水とアルコールは液体で透明です。
　水割りのお好きな方なら，ご承知の通り混ざり合います。
　水とシンナーはどうでしょう？水とシンナーは液体で透明です。
　ところが，水とシンナーは混ざらないのです。
　シンナーと油は，どうでしょう？シンナーと油は液体で透明です。
　シンナーと油は混ざり合います。
　
　これは，水や油の分子の構造に関係します。構造というと，難しく聞こえま
すが，でっぱりが合うか合わないかということです。水とアルコールには，よ
く似たデッパリがあります。それで，水とアルコールは混じり合うのです。
　油とシンナーのデッパリもよく似ています。そこで，油とシンナーは溶け合
うのです。
　でも，水と油はデッパリが似ていません。似て非なるものは，溶け合いようが
ありません。
　男と女。
　男と男。
　女と女。
　それぞれ，溶け合いますよね（笑）。ということは，男も女も似たもの同士な
のでしょうか。
　あなたは，どう思いますか？

No.29

●投稿者：マグリット(♂)
●投稿日：05月06日(月)15時50分45秒
　◆ビリー・ワイルダー
　ビリー・ワイルダーの作品が好きというと，今売れっ子の脚本家三谷幸紀さんも，
御同様。
　私のワイルダー初体験は，『アパートの鍵貸します』。
　ジャック・レモン演じる会社員は，自分のアパートの部屋を上司の逢い引きの場
所に提供する代わりに，昇進に手心を加えてもらっていた。
　だが，彼は，会社のエレベーター・ガール役のシャーリー・マクレーンに，秘かに
恋心を抱いていた。彼女が，彼の上司の愛人であることも知らずに・・・・・・。
　
　次の出会いは，『あなただけ今晩は』。
これもジャック・レモンとシャーリーマクレーンのおはなし。
　真面目な警官だったジャック・レモンは，色街で街娼を検挙。ところが，それが上
司の癇癪を呼び，クビになってしまう。再び色街にやってきた彼は，ヒモに手荒い扱
いを受けているシャーリー・マクレーンを助けて，自らヒモ稼業に入っていくのだが，
仕事とはいえ，好きな彼女が他人とホテルに行くのが気に入らない。ついに，彼は変
装して彼女の客として，お金を払うのだが・・・・・。
　そして，その次は，『フロント・ページ』。これもジャック・レモンの主演作品。
　ビリー・ワイルダーという監督は，コメディ映画では，ジャック・レモンという名優
と出会うことで，世にヒット作を生み続けていく。
　もちろん，サスペンシブルな『第１７捕虜収容所』という作品だってあるのだけど。
　ジャック・レモンとビリー・ワイルダー。
　名コンビは，いい仕事を作っていくようにおもいますが，あなたは，どう思いますか？