23:10からのNHK教育を見ている。
評判の高いアルカディ・ヴォロドス。
超絶技巧のイメージが先行していたのだが、
シューマンの「森の情景」を聴いて驚いてしまった。
「謝肉祭」をはじめとして、ちょっと枯れた感じの情感を殺した様な演奏が多く、
是非とも聴きたい作曲家には、とてもリストアップできなかったのだが・・・。
こういう情感タップリの「森の情景」は、きっと、眉を顰める日本人が多いに違いない。
以前は、静かな暗い森のイメージしかなかったのだが、嬉しくなってしまった。
録画予約をしておいてよかった。