magurit’s blog

はてなダイアリーからの移転です!

『じゃりン子チエ』47巻(終)

 双葉文庫版,全巻読了に
 挑戦したのは,4回目。
 過去3回,挫折している。
 原因は,分かっている。
 加齢で,すぐに眼が疲れるのだ。
 文字が多い・小さい。
 そして,いつの間にか睡魔に彼方へ連れ去られている。
 

じゃりン子チエ (47) (双葉文庫―名作シリーズ)

じゃりン子チエ (47) (双葉文庫―名作シリーズ)

 今年は,秋への移ろいが早かったので,
 8月下旬から,季節の変わり目の友,”気分障害”の気配にまとわりつかれた。
 新しいことを考えたり,生産的な行動が辛い。
 病院に行くほどではないので,
 できるだけ”無考”で,機械的に淡々とこなしていた。
 ウンウン唸っていても仕方ないので,本でもと思っても,
 積んだままの未読本が選べない。
 仕方ないので,以前読んで止まってる本,
 出来れば,イメージに補助があるものと機械的にリストアップすると,
 →マンガ→→『じゃりン子チエ』という選択となったが,2週間前の話。
 過去3回,16〜20巻辺りまでは読んでいたので,
 そこまで,アシストしてもらえば,
 飛ばし飛ばしでも,最終巻までいけるだろう。
 その達成感に,望みを託したというと,少々大げさか。

 30巻辺りから,マンネリの展開に苦しくなるも,
 35巻で,チエ(竹本チエ)ちゃんにサッ(米谷里子)ちゃんというライバル→親友の
 登場で,話が復活。カルメラ屋兄弟(血の繋がりはないが)の見合い・結婚・出産が
 最終47巻。
 
 
 作者自身が,何度もネタにした

今年も,5年2組でええのやろか?

 そう,毎年,春休みの後は,5年2組に原級留置(苦笑)。
 
 『じゃりン子チエ』の初期には,テツとチエ,ヨシ江の三人家族にまつわる
 ほろりとさせられる話が幾つもある。
 「うちのお父はん」(第21話)など,今をときめく作家さんたちの作品の根幹に
 なってるのではないかと・・・思ったりした。
  

じゃりン子チエ (2) (双葉文庫―名作シリーズ)

じゃりン子チエ (2) (双葉文庫―名作シリーズ)

 次は,どういう浮上の目印を見つけようかな。