magurit’s blog

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専門家の試行錯誤を,目の前で楽しめて最高

  石の即売会には,行きませんでした。
  グズグズしながら,FOTに向かいました。
  2月の「倍音」の続きです。

  
    ↑赤いのは,”plus”に改造されたテルミン
     無垢のは,テルミニストさんの初期の頃のもの。
     コイルや抵抗の数が違うのです。

  雨や他のイヴェントの影響で,参加者は一人でした。
  こういうのは,望んでもなかなか味わえません。
  一人の為に,お二人が話をしてくれているようで,よい記念日です。
  専門家が,あ〜でもない,こ〜でもないと試行錯誤されるのを
  目の当たりにするのは,素人はホッとします。 
  エレキギターの弦を弾いて,倍音を作ってくださったのですが,
  振動していないポイントがあり,そこを触っても音が鳴り続けるのは
  何度見ても,本に書いてあるのを見ていても,不思議です。

  不思議といえば,「倍音」ということで,読んでいた本が,
  ことごとく,今日のお話とシンクロし,その本は,主催者氏の
  大學の教科書だとか(笑)。たいそう,絶賛されておられました。
   

音の不思議をさぐる―音楽と楽器の科学

音の不思議をさぐる―音楽と楽器の科学

  「その本をどの程度読まれましたか?」と尋ねられて,
  面目なくも
  「いえ,ほとんど読んでおりません」とお答えしました。
  あの当時(1998年出版)は,
  どの科目を当てられるかわからないのと,
  良さそうな本は,手当たり次第買って積んでました。
  この本は,目次と表紙で「いい本だ」と実感しておりました。
  こういう形で再評価されて良かった。

  これがキッカケで「浮力」を,どう教えてました?
  と,聞かれて・・・。

  《浮力》の授業書は,したことがなかったのですが,
  この一週間,『ぼくらはガリレオ』を読んだばかりだったので・・・。
  そこにあったことを話しました。
  いえ,教科書で”浮力”を料理する時には,
  岩波映画の《浮力》のビデオ*1を見ながら,
  それを元にしてドリルをしてましたので,『ぼくらはガリレオ』でも
  外れているわけではありません。どちらも板倉氏のお仕事ですから。

  まぁ,色々なことがシンクロしました。
  そういうシンクロは,教師の頃も調子のいいときには,頻繁に起こったものです。
  このシンクロ感を大事に,目の前の事を開いていきたいのです。

  さてさて,どうなりますやら。

  来年の4/25は・・・。

*1:16mm映画