石の即売会には,行きませんでした。
グズグズしながら,FOTに向かいました。
2月の「倍音」の続きです。
↑赤いのは,”plus”に改造されたテルミン。
無垢のは,テルミニストさんの初期の頃のもの。
コイルや抵抗の数が違うのです。
雨や他のイヴェントの影響で,参加者は一人でした。
こういうのは,望んでもなかなか味わえません。
一人の為に,お二人が話をしてくれているようで,よい記念日です。
専門家が,あ〜でもない,こ〜でもないと試行錯誤されるのを
目の当たりにするのは,素人はホッとします。
エレキギターの弦を弾いて,倍音を作ってくださったのですが,
振動していないポイントがあり,そこを触っても音が鳴り続けるのは
何度見ても,本に書いてあるのを見ていても,不思議です。
不思議といえば,「倍音」ということで,読んでいた本が,
ことごとく,今日のお話とシンクロし,その本は,主催者氏の
大學の教科書だとか(笑)。たいそう,絶賛されておられました。
- 作者: チャールズテイラー,Charles Taylor,佐竹淳,林大
- 出版社/メーカー: 大月書店
- 発売日: 1998/03/01
- メディア: 単行本
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面目なくも
「いえ,ほとんど読んでおりません」とお答えしました。
あの当時(1998年出版)は,
どの科目を当てられるかわからないのと,
良さそうな本は,手当たり次第買って積んでました。
この本は,目次と表紙で「いい本だ」と実感しておりました。
こういう形で再評価されて良かった。
これがキッカケで「浮力」を,どう教えてました?
と,聞かれて・・・。
《浮力》の授業書は,したことがなかったのですが,
この一週間,『ぼくらはガリレオ』を読んだばかりだったので・・・。
そこにあったことを話しました。
いえ,教科書で”浮力”を料理する時には,
岩波映画の《浮力》のビデオ*1を見ながら,
それを元にしてドリルをしてましたので,『ぼくらはガリレオ』でも
外れているわけではありません。どちらも板倉氏のお仕事ですから。
まぁ,色々なことがシンクロしました。
そういうシンクロは,教師の頃も調子のいいときには,頻繁に起こったものです。
このシンクロ感を大事に,目の前の事を開いていきたいのです。
さてさて,どうなりますやら。
来年の4/25は・・・。
*1:16mm映画