magurit’s blog

はてなダイアリーからの移転です!

活字は読めても小説を読むモードには入れない・・・。

  半日の仕事なので,帰りに天王寺をブラブラ。
  阿倍野近鉄の南側のLOFTが広くなったのは6月だったかな?
  ちょっと,立ち寄ってみたら・・・。
  おおっ,marimekko(マリメッコ)*1があるじゃないですか!!
  あの,白地に,大柄で派手な色模様なのに,スッキリしたデザインは,私も好きです。
  その後,ちょっと本屋*2で目新しいものを物色したが,
  まだまだ,”小説読みたいモード”には入れません。
  文庫・新書コーナーで,手に取ったのは,やっぱり野球本でした。
 ちょっと,立ち読み。
 

野村監督全ボヤキ 08シーズン完全密着 (コスモブックス)

野村監督全ボヤキ 08シーズン完全密着 (コスモブックス)

 阪神やヤクルトの監督時代は,灰汁が強くてイヤだったんですが,
 最近は好々爺のイメージが先攻する野村監督のボヤキ集です。
 2008年シリーズを回顧しながら,スラスラ読みました。
 スポーツ新聞を読んでいるようでしたが,あきらかな誤植が多い本です。

「参考引用図書一覧」という書き方に胡散臭いモノを感じました*3

どうして「引用文献」って書けないの?

 1943年生まれなのに。1943年生まれだからか?
 姑息な書き方に,著者の略歴を見ると『橋本徹のトライ・・・』の企画編集者。

あっ,どうりで・・・。目の付け所が違いますね。

 堺市の図書館ではありませんが,この著者の本は書庫にしまい込んで封印しましょう。
 パラパラと頁を繰った文庫2冊。
 

百年の誤読 (ちくま文庫)

百年の誤読 (ちくま文庫)

  『百年の誤読』は書名だけ知っていましたが,見たこともありませんでした。
 1960年以降の目次と対談をパラパラと見ると,斉藤孝に大平光代に,

胡散臭い本ばっかりだなぁ

 と嬉しくなったのですが・・・。対談形式で,『ダヴィンチ』の爆笑問題みたいで,
 爆笑問題のOの顔と声が頭に浮かび,気分が悪くなって,棚に戻しました。
 下の本*4をパラパラ見ていて,『スローカーブをもう一球』を読みたくなりました。

読書モードに復帰するには野球モノがいいかもしれないな

 と,ふと思いました。
 今週は,週刊ベースボール,同別冊,ナンバー等,を次々と読みましたが,
 工藤投手で優勝したころのナンバーとは違って,読みごたえが乏しくて,
 とても残念でした。ノムさんのシリーズ解説が読みたいですが,彼も
 楽天の監督ですから書物としては出せないでしょうね。
  

  

*1:フィンランドを代表するテキスタイルデザインの会社。ウニッコ柄のマーチのCFなんかで有名かな?

*2:久しぶりに文豪名の老舗書店に入ったのですが,客がまばらで本も心なしか少ないような気がしました。阿倍野にも大型店が2店舗あるので,最近はこの老舗で買うことがありませんでした。ここの店員さんは,”本のプロ”とでも言うような業界でも有名な人が何人もいて,探す気力が無いときは,インフォメーションで探してもらっていたのですが・・・。そういえば昔から見たことのある店員さんは,なんとなく元気ありません。潰れないことを祈ります

*3:買わずに言いたくないのですが

*4:著者は,広岡監督のファンなので,この人の本は私にはハズレはありません。ライオンズの話が多いですから