非常事態宣言をした後,新聞に彼の高校の同期生がこんな発言をしていた。
彼のする事は,たとえるとオセロゲームで,劣勢な盤面をバーッと一気に
優勢して見せるんだけど,最後に隅を取られて・・・・。
これが事実なら,彼は教育・政治の素人だけでなく,オセロゲームの素人*1でも
ある。それは,数学的センス・ゲームの理論にも乏しい。
- 作者: 長谷川五郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1981/12
- メディア: 単行本
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初心者同士のゲームは石の取り合いが激しく,見ていて白黒の変化が面白そうだが,
どこかで間違えたが最後,大惨敗になる。
級持ち,段持ちとまでいかずとも,定石と言ってもいい展開がある。
それは,序盤・中盤に相手の石を取りすぎないことである。
挟むべき相手の石が無くなれば,石を打つ場所が限られてくる。
隅の手前など,不利な場所になってくるのだ。
だから,序盤や中盤にかけて劣勢でも,さほど気にすることはないのである。
むしろ,ここで見物者にうけようとして,盤面を挽回すべく大量に取ると,
最終盤に,不本意な場所に打たされて大惨敗になるのだ。
まして,一つの隅を取らせて,その角の隣に打つことで,他の隅を一気に取って大勝できる。
大阪府民にショック療法のつもりで吠えたのかもしれないが・・・。
個人的に彼が失敗しようが,彼が闇に消えようがそんなのどうでもいい。
彼によって混乱した社会に,それに便乗してさらに悪さをしようとする
”郵政民営化を進めた元厚生省男”のような人間が現れるのが恐いのだ。
世の中,かけ算である。
正に正を掛けてる時はいい,それがたとえ,×1でも。
マイナスだと,一気に天地がひっくり返るのだ。
大阪府が大阪負になると迷惑だなぁ。
やっと,落ち着いて残りの人生を生きようとしているのに・・・。
彼にも人生設計があるだろうけど,私にも儚いがあるのだ。