●勉 励 若い日は二度と来ないから・・・・
”時に及んで当に勉励すべし歳月人を待たず”
だから怠けず勉強しなさい,と訓示された経験はないだろうか。
だが,それはこの陶淵明の詩の趣旨とは違う。岩波文庫の訳では「楽しめる
ときには,せいぜい楽しもう。時というものは人を待ってはくれないぞ」。
朱喜作とされる「少年老い易く学成り難し」と混同,ことさら学業と関連づけ
て解釈する人もいるが,この「勉励」は一生懸命遊ぶことだ。
たまった仕事や宿題はこの際忘れ,ときには旅にレジャーに「勉励」してみ
よう。春の陽光が消えないうちに。
引用:「日本語 日めくり」2006.04.22 読売新聞 27面
あ〜〜あ,もっと早くに知っていればよかったのになぁ。
勉強しなくっちゃね(笑)。