- 作者: 萩尾望都
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1994/12/10
- メディア: 文庫
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収録の「続・11人いる」は,賛否別れるところだろう。私にはつまらない。
『ぐいんさーが』の7巻以降のダラダラ展開を思いだしてしまった*1。
特に,両性体種族が,未分化のまま登場して,男を選ぶか女を選ぶかという伏線も
なかなかよかった(微笑)。
あとがきも,故中島らも氏で,「月光通信」*2を彷彿とさせる
ようなお話でした。
さて,一方『アシュラ』は,読みかけてますが,なかなかハードルがキツイですね。
『ひかりごけ』と『羅生門』と映画「ソイレント・グリーン」をエスカレートさせた
ような感じですが,よりリアルな現実かもしれません。
パズル通信『ニコリ』の別冊『にどね』,エッセイがなかなかいいです。
睡眠と睡心の話は,思わずニヤリとしました。
パズル入門者向け,50代以上の「パズルを完成させてみたい」という
願いの強い方向けです。こういう主旨のパズル雑誌は面白いです。