magurit’s blog

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『「心理テスト」はウソでした。』

 村上 宣寛『「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た』は,
 騙されない為のいい本ですよ!
 「占い遊び」はいいのです。「遊び」ならね。
 でも,仕事や切実な恋愛・人生相談は人生を左右するから,自分で決めないとね。

 過去にも,「血液型占い」のウソをきちんと調べた本がありましたが,
 最近,買える本で「いい本」この本ぐらいでしょう*1
 

「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た

「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た

目次
まえがき
第1章 なぜかみんなの好きなABO――血液型人間学
卒論で血液型研究に取り組む
衣替えしたニュー・バージョン登場
血液型人間学のルーツを探る
血液型人間学のウソ
後を絶たない便乗する人々
第2章 万能心理テスト――その名は「バーナム効果
誰もが「当たっている!」と感じる質問
「ドクター・バーナム」の威力
ひっかけ実験を試みる
アンケートに並んだ高評価
第3章 インクのシミで心を占う――ロールシャッハ・テスト
ロールシャッハとのなれそめ
ロールシャッハ・テストの成り立ち
なぜこんなに当たらないのか
どこが本質的に問題なのか
グッバイ、ロールシャッハ
第4章 定評ある性格テストは大丈夫か――矢田部ギルフォード性格検査
性格心理学の授業で
そもそもYGとは
質問項目の入れ替え、論理のごまかし
12の性格特性は幻想だった
第5章 採用試験で多用される客観心理テスト――内田クレペリン検査
教員採用対策ゼミ
内田クレペリン検査の概要
果たして何がわかるのか
作業量の動揺は何を意味するか
信頼性と妥当性を吟味する
第6章 エピローグ――仕事の能力は測れるか

 

統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス)

統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス)

 ついでに,↑これも持っておくと,心安まります(笑)。
 職場のデスクに置くと効果的(悪趣味〜〜!)

*1:私は買ったから,これぐらい言っても文句ないと思うけれど・・・