magurit’s blog

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「チャングムの誓い」ついに終わる・・・。

 

 ・・・この人は,時代に逆らって人の命を救い続ける
 のだろう・・・・。    ミン・ジョンホ*1

 という,静かなそれでいて,余韻を残す終わりだった・・・・。
 54話ずっと見てきたが,アッという間だった・・・・。
 木曜の愉しみが無くなった・・・・(泣)*2
 何度か特番が組まれたが,その中でファンレターを送ってくるのは,
 男性サラリーマンが多かったとか。
 仕事での不満や憤りを,このドラマの中では儒教精神で,キッチリ筋を通す姿に
 喝采を送っていた人が多かったようだ*3
 

 『キャノン式』という本にもあるが,日本には,欧米をコピーした成果主義はどうも
 そぐわないようだ。終身雇用性の良さと成果主義の良さとを合わせて,働く人が愉しく*4自分で工夫したくなる
ような職場作りを進めて成功している事が書かれてあったように思う。
 
不思議な会社 (知的生きかた文庫)

不思議な会社 (知的生きかた文庫)

 『不思議な会社』には,「合板を作る機械」を作る機械を販売している会社が
登場するが,月曜日には,社員で科学の勉強会をするそうだ。実際に,「引力」を
計るために,金の10kgの球を2個吊して計測したこともあるような事が書かれて
あった。その会社の入社試験は,常に公開されているそうである。そして,教科書的
模範解答で問題を解くと,不合格になるらしい。間違ってもいいから,アプローチの
仕方に見るべきものが無いと,たとえ,天下の東大生でも入社できないらしい。
何年も挑戦した国立大生に対して,社長がねぎらいの食事会を開いたそうである。

*1:チャングムのつれあい

*2:同僚は,「私はまだ大奥があるから・・」って・・・・

*3:私もアホな上司一派に見せたかった:苦笑

*4:たのしくというと,すぐ面白可笑しい,冗談を言い合う事だと考える人が多いが,そもその「たのしい」という感覚は,主体的なものであるので,「負けたけど愉しかった」とか,「知らないことがわかってたのしかった」とか人それぞれである。