magurit’s blog

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本を読みつつ思うこと

 中山可穂氏の本,以前から迷っていたのだけれど,やっと読みました。
 これも切なくなる原因かもしれない(微涙)。
 感想なんて書けないし話せない。
 この人の作品は,男・女を超えて,人間の生き方に到達してしまうから。
 でも,そのシチュエーションにはとっても憧れて*1しまう。

 

花伽藍 (新潮文庫)

花伽藍 (新潮文庫)

 
深爪 (新潮文庫)

深爪 (新潮文庫)

 忙しく慌ただしく生きている時は,時間だけがただ過ぎ去るけれど,
 その間は,自分の心に関わる熱望や切望*2を忘れるのか,逃げているのか・・・。

 ふと立ち止まって,考えるときこみ上げてくるのは,ただただ涙・涙・涙。

*1:今の自分が置かれた環境がなかなか抜け出せそうもないから。でも世間的に若くなくても・・・って勇気というか儚いかもしれないけれど夢を与えてくれる。昨夜,お話する機会があった人ともそんな結論になった。

*2:我が儘な事かもしれないけれど,自分自身には我が儘に生きて行きたいと思う