も，昨夜は４８回*1。
一つの大きな流れは集結を見たのだが，悪役を演じた女優の演技が素晴らし
かったとだけは言っておきたい。
そして，悪役を無惨な最後にせず，印象に残る最後にしたシナリオには
敬意を表したい。
ディテールだけがやたら「リアルっぽい」日本の三流ドラマとはやはり
違う。視聴者に具体的な死を見せずに，心に見せるテクニックは，
木下恵介氏の頃のドラマを思い起こさずにはいられない。
メディアを利用したドラマも，人間の想像力をかきたてる”道具”でない
と意味がないのだ。あまりにも，必要以上に情報を与え，思考を操作する，
現代のメディアは，メディアの天才ナチス・ヒトラーを思い起こさずにはい
られない。
騙されてはいけないのだ。その為にも，学び続けること，疑って見ること，
それを確認する方法を考えることが大事だとつくづく思う。
