さて,この写真,なんだと思います?
食卓にある,有名なものなんです。立方体だと,「食塩」という
感じですが・・・。
「グルタミン酸ナトリウム*1」です。
白い粉末とばかり思っていたのですが,友人が持ってきてくれた
某国産メーカーのライト付き顕微鏡(30倍)で見せてくれました。
「旨味」の素を結晶化してみようという発想が凄いですね。
理屈が主体の様に思われがちな「科学」ですが,結構,理屈よりも
先に「現象」が確認されることが多いようですね。といっても,
この「現象」は「誰でもが条件が整えば再現できる」ことが,
とても大事です。
そこが,「超○力」とは違うところ。
よって,大事になるのが,
「目的意識的に問いかけるという行為」
になります。
科学大国と言われた日本の「理科離れ」が騒がれることが多い様です
が,本当に科学大国だったのかな?と見直してみる必要があるようです。
戦後すぐ,「生活単元学習」という,今,不評の「ゆとり教育」が実
施されました。
しかし,現代と同様に,その時間を使って「書取や計算練習」が行わ
れたようです。そして,暗記中心の学力偏重になりました。「百ます計
算」も20年近く前に出された本の焼き直しです。
「歴史は繰り返す」
でも,悪いこともいいことも,ごった煮にして,繰り返さないといけな
いのでしょうか?
繰り返さない為に,歴史をひもとくと値打ちがあるように思うのは,
私だけでしょうか?
そして,50年後の,世界共通テストで,日本が下位にランクされると,
大騒ぎ!
しかし,ちょっと待て!!ダマされてはいけません。
マスコミは,同時に実施された
「問題解決能力テスト」の結果を公表していません。
なんと,上位です!
そして,下位になったテストで,他の下位の国は発展途上国ではあり
ません。ドイツやアメリカなどです。情報の操作。これが一番恐ろしい。
戦後,「理科」「社会」という教科が出来た理由をご存知ですか?
それは,
「指導者に騙されない人間を育てる為に」なのです。
今の,教育は「指導者の言いなりになる」為の物?
バラエティ番組で走り回ってる,○村△次郎*2さんは,ご存知なんでしょうか?
科学者って,変わった人が多いです。変人の様に言われても我関せずで,
一つ事を愉しんでいる人だと思うのですが,いかがでしょうか?
あくまで,愉しみ事の延長が学問になった歴史があるわけですから。
科学を「科楽」とおっしゃるけれども,
音楽って「音ガ苦」じゃありませんか?
音楽の楽と同じ字を使ってると,「科ガ苦」になりませんか?
ますます「理科離れ」は進んでいく・・・・・・(あぁ,無情)。
黒いブツブツは,何でしょう?答えは,明日!