magurit’s blog

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トランスな世界

No.188

 ●投稿者:マグリット(♂)
 ●投稿日:02月27日(木)04時42分58秒

◆Cieo 大萩康司(2)

 先日,紹介したギタリストの大萩康司の「Cielo」を
聴くことができました。絶品です。最新作の「Blue」
よりも,私はこちらの方をオススメします。

 まず,1曲目の「そのあくる日」。
 大萩康司を見いだしたギタリスト,ゲーラが彼に捧げた
曲ですが,とても優しい気持ちに,切ない思いに苛立つ心
を和らげてくれます。この曲だけでもCD1枚分の値段を
つけてもいいでしょう。

 2曲目の「悲しい歌」。中米のキューバ人の哀しみは
こんな形で現されるのかと感嘆した1曲。
 ヴィラ=ロボスの「ショッティッシュ・ショーロ」は
きっと,誰しもがどこかで聴き覚えのあるメロディじゃ
ないかと思います。
 都合17曲,近現代の中南米の名曲ばかりを収めた
このCD。入門編としてだけでなく,クラッシック愛
好家には,出門編として聴いて欲しい1枚だと思います。

 こんな,やわらかみのある,温かいギター演奏を
あの若さでする大萩康司には,世界中の人の心を
ゆったりとさせて欲しい。

そんな,世界貢献があってもいいような。

 

シエロ

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