録画しておいた正月時代劇『御鑓拝借』を
昼食時に見た。
大好きな竹中直人が、主人公の赤目子藤次(あかめ ことうじ)を
演じていた。
主君の恥辱の涙に、自らお馬番で失態をしでかし、
主君を笑った三藩の御鑓を奪っていく。
主君とのたった二度だけの会話が、
彼を遺恨の御鑓騒動へと動かしていく。
なかなか、泣ける話であった。
私は、忠義の心を称えたいのではない。
命を救われた赤目子藤次の様に、
よい上司に恵まれたいなぁと思った。
人を愛せば、自ら愛し返されるであろうに。
怒鳴りちらすだけの人には、愛を感じないのは、
当たり前ではないか。
コロコロ態度を変える様な人間になびくつもりは無い。
録画しておいてよかった、よかった。
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